ブラックインクだけでモノクロ印刷できるインクジェットプリンタ

ブラックインクだけでモノクロ印刷できるインクジェットプリンタの設定方法です。カラーインクを消耗させずに、白黒印刷(グレースケール印刷)ができます。具体例として挙げている機種はキャノンの格安プリンタ「iP2700」です。

スポンサーリンク

モノクロ印刷の設定方法

ブラックインクのみで印刷できる、という言葉の意味

わたしがプリンタを使う目的は、白黒のテキスト(文書)の印刷です。このため、ブラックインクのみで印刷できるプリンタを使っています。高価なカラーインクを使わないので、ランニングコストは低いです。

なお、ここで言うところの「ブラックインクのみで印刷できる」という言葉は、2つの意味を持っています。

  1. カラーインクの残量がゼロになっても、白黒の印刷はできる。
  2. カラーインクの使用をオフにして、ブラックインクのみで印刷できる。

この1と2は、似た言い回しですが、違うことを言っています。

「1」は、こういう意味です

普通のインクジェットプリンタは、カラーインクが無くなると印刷を停止します。ブラックインクが残っていても、です。モノクロ印刷もできなくなります(そういう仕様になっています)。
ごく一部の機種のみ、カラーインクカートリッジがカラの状態でも、ブラックインクだけを使ってモノクロで印刷をすることができます。

「2」は、こういう意味です

インクジェットプリンタは、モノクロ印刷をしているときでも、仕上がりをよくするために少量のカラーインクを配合して印刷しています。人間の目には完全なモノクロ印刷に見えるのですが、実際はカラーインクも少しずつ減っていきます。
しかし、一部の機種では設定によってカラーインクの使用を完全に停止することができ、ブラックインクのみで印刷できます。

この1と2の機能があれば、高価なカラーインクを購入せずに、ブラックインクのみで運用していくことができます。しかし、現在市販されているほとんどの機種では、これができません。

ブラックインクのみで印刷できるインクジェットプリンター

わたしが使っているキャノンiP2700は、上記の1と2の機能を両方備えています。

実売価格3000円前後の格安プリンターですが、こういう「本当にほしい機能」がついている優れモノです。わたしは普段はブラックインクカートリッジのみで運用しています。これだとカラーインクは減りませんから、ごく稀にカラー印刷が必要なときも安心です。

以下、具体的に設定画面を示して、モノクロ印刷の方法を解説します。

ブラックインクのみで印刷するときのiP2700の設定方法

iP2700をブラックインクのみで使用するときの設定方法を紹介します。

ワードやエクセルなどの印刷設定画面の「プロパティ」をクリックします。

ip2700-01

プロパティ画面の「モノクロ印刷」にチェックを入れると、白黒印刷(グレースケール印刷)になります。

ip2700-02

しかし、これだけではまだカートリッジの設定は終了していません。もうひとつ、必要な手順があります。

右端の「ユーティリティ」タブを開き、左下の「インクカートリッジ設定」をクリックします。

ip2700-03

「インクカートリッジ」のプルダウンメニューで、「ブラックのみ」を選択します。デフォルトでは「両方」になっています。

ip2700-04

以上で、カラーインクカートリッジが完全にオフになり、前述の2の状態になります。カラーインクを減らすことなく、ブラックだけで印刷できます。

カラーインクカートリッジを取り外してはダメ

なお、ブラックだけで印刷するときも、カラーインクカートリッジ(BC-311 )は本体に取り付けたままにしておきます。はずしてしまうと、プリンタは動作しません。

カラーインクカートリッジは「付いていればOK」です、中のインクがカラでもかまいません。多くの機種ではカラーインクがカラになると、ブラックインクが残っていてもプリンタが自動停止しますが、iP2700はその状態でもモノクロ印刷が可能です(前述1の機能)

なお、補充用のブラックインクを利用すれば、印刷コストはさらに安く済みます。

参照 》インクカートリッジを詰替用インクで充填しました

量販店の店員の情報はあてにならない

蛇足になりますが、この種のマイナーな使用方法に関して、量販店の店員の知識はあてになりません。
iP2700を買いに行ったとき、店員は、「ブラックだけでの印刷はできない」とハッキリ明言しました。面倒だったので、ああそうですか、と返事をして、さっさと買って帰ってきました。もちろん、ちゃんと黒だけで印刷できるんです。

店員の説明をあてにせず、自分で調べてから買いに行くことをおすすめします。

モノクロだけでよいなら、モノクロ専用プリンタがおすすめです

カラー印刷をする予定が最初からなければ、モノクロ専用プリンタがおすすめです。レーザープリンタのほか、インクジェット式のプリンタにもモノクロ専用機があります。

モノクロ専用のインクジェットプリンタ

エプソンから、モノクロ専用のインクジェットプリンタが出ています。

価格的には6000円前後です。前出のCanon iP2700の倍以上の価格ですが、面倒な設定をしなくても安定して大量のモノクロ印刷ができます。

廉価版のモノクロレーザープリンタ

最近は、モノクロレーザープリンタも安価で出ています。

レーザープリンタの印刷速度はインクジェットより速く、印字品質も美しいです。印字面に艶があり、プロっぽい仕上がりになります。ランニングコストも家庭用インクジェットプリンタとさして変りません。最近はレーザープリンタも安価になり、Canon製でも1万円以下で手に入ります。

いっぽう、たまにはカラー印刷も使うかも知れないという方は、先に紹介したインクジェットプリンタ「キャノンiP2700」がお勧めです。ちなみに、わたしはもう4年間この格安インクジェットプリンタを使っていますが、いまだに安定して動作しています。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする