ニュースや事件で取り上げられた会社のウェブサイトが一時的なアクセス集中で見れないこと、よくあります。ちょっと待てば見れますが、話題のサイトは今すぐ見たいもの。アクセスが集中しているサイトの内容を今すぐ見る裏技をご紹介します。
アクセス集中しているサイトを見る方法
アクセスが集中するとサーバーの負荷が大きくなって、ウェブサイトが閲覧できなくなります。こういうときは、かわりにインターネット上の各所に存在するキャッシュ(複製されたデータ)を見れば、サイトの大体の内容がわかります。
Googleのキャッシュを見る方法
Googleは、検索結果を表示するために、世界中のウェブサイトのデータを自社のサーバーにキャッシュ(複製)しています。
Goobleのサーバーにあるキャッシュを見てみましょう。見たいサイトをGoogleで検索し、検索結果に表示されたURL右横の小さな下向き三角(▼)をクリックすると、「キャッシュ」という四角いボタンがポップアップします。
この「キャッシュ」をクリックすると、Googleのサーバーに保存されているウェブサイトの複製が表示されます。
複製保存された画面なので、今この瞬間のデータではありません。上部にキャッシュされた日時が表示されます。時刻はGMT(グリニッジ標準時)なので、日本時間(JST)との間に9時間の時差があります(GMTに9時間を足すと日本時間になります)。
トップページ以外を見る方法
上記の方法で見れるのは、Googleの検索結果に表示されたページだけです。サイト内の各ページを見るには、もう一手間必要です。
上記の方法で表示させたページ上で、見たい目的のページへのリンクを探します。リンクを見つけたら右クリックし、表示されたメニューの「リンクのアドレスをコピー」をクリックして、見たいページのURLを取得します。
このURLをブラウザのアドレスバーに貼り付けてから、URLの最初の"https"の部分を以下のように"site"と書き換えます。
https:// → site://
そしてエンターキーを押すと、Googleがインデックスしているページのリストが表示されるので、先ほどと同様にURLの右横の三角(▼)をクリックし、「キャッシュ」をクリックすれば、Googleのサーバーが保存しているWebページが表示されます。
削除されたサイトを見る方法
削除されたWebページも、しばらくの間、Googleのキャッシュにデータが残っています。炎上してあわてて削除されたページも、2、3日はキャッシュ(複製)で内容を確認できる場合があります。
上記のアクセス集中の場合と同じ方法で、キャッシュを確認してみてください。
以上です。