文庫本やコミックの一冊の重さと送料 – 書籍を最安で郵送する方法

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本(書籍)を郵送する方法はいろいろあります。一冊だけ、または2、3冊の少部数の本を送るなら、クロネコヤマトの宅急便やゆうパックを使うよりも安く、便利に送る方法があります。

書籍の重さやサイズによって送料は変わります

書籍の郵送料金は、重さとサイズで決まります。まずは重さから見ていきます。

いろいろな本の重さ

サイズや紙質が決まっている文庫本、新書、コミックの一冊の重さは、おおむね以下のとおりです。

文庫本の重さ

ページ数207ページの文庫本一冊の重さは、115g程度です。

これを基礎データとして使えば、文庫本の大体の重さが計算できます。

たとえば、350ページの文庫本なら、

350÷207×115=約194g

と計算できます。

ただし、表紙やカバーなどの装丁部分の重さはページ数が増えてもほぼ同じなので、実際は194gよりも少し軽くなるはずです。

新書の重さ

ページ数197ページの新書一冊の重さは、135g程度です。

これをもとに計算してみると、たとえば、250ページの新書なら、

250÷197×135=約171g

と計算できます。

表紙、裏表紙、背表紙などの装丁部分はページ数が増えてもほぼ変わらないので、実際はこれより少し軽くなるはずです。

コミック(漫画)の重さ

普通サイズのコミック(少年漫画)の単行本一冊(247ページ)の重さは、175g程度です。

これをもとに計算してみると、たとえば、300ページのコミック本なら、

300÷247×175=約212g

と計算できます。

ただし、表紙やカバーの重さはページ数が増えても変わらないので、実際の重さは212gよりも少し軽くなるはずです。

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こうして実際に量ってみると、やっぱり本は重いです。一番軽い文庫本でもスマホ一台分くらいの重さになります(iphone SEが113gです)。

定形外郵便で郵送すると、結構な値段になる

このように、書籍は意外と重いものです。この重さの荷物を普通郵便で郵送すると、結構な値段になります。

定形外郵便料金表
100g以内 140円
150g以内 205円
250g以内 250円
500g以内 380円
1kg以内 570円

定形外郵便だと、文庫本を一冊送るのに、200円以上かかります。厚めの文庫本2冊なら、570円かかる可能性があります。

最安で書籍を送る方法はスマートレターかレターパック

重さのある書籍を郵送する場合は、定形外郵便よりも、重要制限がゆるいスマートレター(1kgまで180円)やレターパック(4kgまで360円)のほうが安く送れます。

サイズ 上限重量 送料
スマートレター A5まで  1kg 180円
レターパック A4まで  4kg 360円

どちらも、郵便局が販売する専用の頑丈な厚紙製の封筒を使って送るので、自分で包装を工夫する手間は不要です。

専用封筒のデザインは以下のとおりです。

スマートレターの専用封筒

レターパックライトの専用封筒

スマートレターとレターパックライトの特徴は、

  1. 料金(送料)が安い(180円~360円)
  2. 自分で丈夫な封筒を用意する必要がない。
  3. 専用封筒は、郵便局のほかコンビニで24時間購入可能
  4. 発送は、街の郵便ポストに投入すればOK。

どちらも手軽に使える郵送方法です。

ただし、専用封筒を使うので、内容物のサイズは限られます。この専用封筒でどのくらいの本を送れるか、調べてみました。

いろいろな本のサイズ

市販の書籍にはいろいろなサイズがありますが、主なものは以下のようになっています。

本の種類 サイズ
(ミリ)
判型
 文庫 105×148 A6判
 新書 103×182 新書判
 漫画(単行本) 105×173
112×174
 単行本 128×182 B6判
 小説などの単行本 127×188 四六判
 学術書などの単行本 152×218
152×227
菊判
 週刊誌 182×257 B5判

以下、何冊かの本を、実際に封筒に入れてみます。

まずは、文庫本を入れてみます。

文庫本ならスマートレター

文庫本なら、180円のスマートレターで十分です。スマートレターの封筒を入手するところから始めましょう。

スマートレターの封筒の買い方(コンビニ)

専用封筒は、コンビニまたは郵便局の窓口で購入できます。扱いのあるコンビニの一覧は下記のとおりです。

  • ローソン
  • サークルK・サンクス
  • ミニストップ
  • デイリーヤマザキ
  • セイコーマート

一部の店舗でのみ扱いがあるコンビニ

  • セブンイレブン
  • ファミリーマート

コンビニのレジで、

「スマートレターの封筒ください」

と言えば、奥から持ってきてくれます。切手を買う必要はありません。郵送料金は封筒の代金に含まれています。

(なお、後述のレターパックの専用封筒も同様にコンビニで買えます。)

スマートレターの使い方

コンビニまたは郵便局で専用封筒を買ってきたら、切手を貼る必要はなく、この封筒に荷物を入れて、封をして街のポストに投函するだけでOKです。

重さ1Kg、厚さ2センチ、A5サイズまでの荷物を送れます。物品のほか、手紙も同封できます。

縦横サイズの実測値はこうなっています。

ただし、ペラの書類と違い、書籍には厚みがあるので、マチがうまく処理できないと封筒に収まりません。スマートレターの専用封筒は、マチの部分に折り目が入っており、ここを折って立てると2センチまでの厚みのある物が入るように作られています。

マチとして使った分だけ縦横のサイズは小さくなりますから、2センチの厚みがある本を入れると、縦横の有効な最大サイズは、

23cm×15cm

程度になります。

この封筒に、実際に書籍を入れてみます。

文庫本なら、2冊並べて入ります。

文庫本2冊を入れて横から撮影したところ。

スマートレターで送れる厚さは、2センチまで。文庫本の紙質なら、約480ページでほぼ2センチになります(表紙、裏表紙を含めて)。

この最大限度の厚みの文庫本を2冊送る場合、重量制限はどうなるでしょうか。?

冒頭に紹介した計量の結果から計算すると、480ページの文庫本2冊の重さは約500gです。

(計算式)

480頁÷207頁×115g=266g

266g×2冊=533g

スマートレターの重量制限は1kgなので、かなりの余裕をもってクリアできます。

新書なら1冊または2冊入ります(厚みによる)

新書なら、一冊または二冊を送れます。厚みによります。一般的な新書のページ数なら、2冊でほぼ2センチになります。

コミックなら一冊が限度

コミックなら、一冊が限度です。普通のコミックの厚さは2cm弱なので、2冊重ねて送るのは無理です。

もし2冊以上送るなら、後述のレターパックが使えます。

単行本は厚みがネックになる

一般的なサイズの単行本も、このサイズで収まります。

ただし、単行本は文庫本よりも厚手の紙を使っていることが多いので、厚さが2センチに収まらない可能性があります。

たとえばこの本は、縦横はぎりぎりサイズ内ですが、ハードカバーなので、厚さがオーバーします。

おしいところですが、厚みがややサイズオーバーです。

立派なハードカバーがついた文芸書は、厚さ2センチに収まらないものが多いようです。

いっぽう、ソフトカバーの実用書や旅行ガイドブックなどなら、スマートレターで遅れる可能性が高いと思います。

実際に送る本を計測して、25×17×2というスマートレターの制限に収まるかどうか確認してください。

発送方法、到着日数、配達方法

スマートレターの発送は、街のポストに投函するだけ。もちろん、郵便局の窓口に持ち込んでもOKです。

到着までの日数は普通郵便とほぼ同じです。たとえば東京で午前中に投函すれば、大阪なら翌日に配達されます。ただし、追跡サービスはないので、着いたかどうかは相手に確認するしかありません。

配達は相手の郵便受けに投函され、印鑑やサインなどの受け取り確認はありません。

さらに重い、大きい書籍ならレターパックライト

スマートレターでは送れないサイズや重さの書籍を送るなら、レターパックライト(360円)、または、レターパックプラス(510円)がおすすめです。

ライトとプラスの違いは配達方法と厚みの制限

レターパックには「ライト」と「プラス」があります。ライトとプラスは、封筒のサイズは同じ、送れる重さも同じ、ウェブで現在地を追跡できる点も同じです。

縦横は約34cm×25cm

重さは4kgまで

両者の違いは、厚さ制限の有無、配達方法、配達日数です。

  • ライトは厚さ3センチまでの荷物を送ることができます。プラスは厚さの制限がないので、この封筒に入る重さ4kg以下のものならOKです。ちょっとした辞書でも送れそうです。
  • ライトは相手宅のポストに投函して配達します。プラスは書留や宅急便と同じように、受取人に手渡しし、印鑑またはサインをもらいます。
  • プラスは速達扱いになるので、原則として翌日に配達されます。日曜日、土曜日、祝日にも配達されます。ライトの配達日数は原則としてプラスと同様ですが、配達の状況によりさらに1日ほど日数がかかる場合があります。

受け取り確認が必要ならレターパックプラス

フリマやヤフオクなどで、購入者の受け取り確認が必要な場合は、レターパックプラス(510円)が確実でしょう。

いっぽう、友人に書物を送る場合などなら、値段が安いレターパックライト(360円)で十分だと思います。