コンビニでFAXを送るとき、受信側にどのようなFAXヘッダーが表示されるか、気になりませんか?
仕事関係の相手先に送るとき、変なヘッダーだと困ります。いざというときのために、主要なコンビニエンスストアのヘッダー表示を確認してみました。
コンビニFAXのヘッダー表示
コンビニ店内の複合機からFAXを送信すると、自動的に以下のようなヘッダーがつきます。
セブンイレブン
セブンイレブンのFAXヘッダーです。
送信日時の横に、「セブンイレブン」と明記されています。コンビニから送信されたことが一目瞭然です。
さらに店舗名も「西巣鴨駅前」と表示されています。
ローソン
ローソンのFAXヘッダーです。
一見しただけではコンビニFAXとはわかりません。
しかし、日時の右横に表示されている数字はローソンの店舗番号なので、この番号と「ローソン」または「コンビニ」をキーワードにしてGoogleで検索すると、送信元の店舗がわかります。
ちなみに「291339」は、ローソンの千駄木不忍通店です。
ファミリーマート
ファミリーマートから送信したファックスのヘッダーです。
表示項目はローソンと同じです。表示された店番号でネット検索すると発信店舗を特定できます。店番号26764は、新板橋駅前店です。
サークルKサンクス
サークルKサンクスから送信したFAXのヘッダーです。
表示項目は、ローソンやファミリーマートと同じです。こちらも店番号で発信元を特定できます。608913はサンクス白山五丁目店の店番号です。
ミニストップ
ミニストップから送信したFAXのヘッダーです。
表示項目はローソンなどと同じです。
ただし、この番号でGoogle検索してみましたが、支店名はヒットしませんでした。他のコンビニとは設定が違っているのかも知れません。
ひとめでコンビニ発信と判るのはセブンイレブン
今回ためしたうち、受信側がひと目でコンビニFAXだとわかるのは、セブンイレブンだけでした。使った店舗名まで文字表示されるのは、余計な情報のような気もしますね。
いっぽう、ローソン、ファミマ、サークスKサンクス、ミニストップは、発信日時と数桁の店番号だけが表示されます。わかる人にはわかりますが、コンビニからだと気付かれない可能性もあります。
コンビニファックスの料金
コンビニFAXの送信料金(1枚あたりの料金)を一覧にしました。
国内 | 海外(国による) | ||
ローソン | 標準 | 50円 | 100円/150円 |
高画質 | 60円 | 120円/180円 | |
セブンイレブン | 50円 | ー | |
サークルK | 50円 | 100円/150円 | |
ファミリーマート | 50円 | 100円/150円 | |
ミニストップ | 標準 | 50円 | 100円/150円 |
高画質 | 60円 | 120円/180円 |
セブンイレブンからは海外送信できません。
その他のコンビニは、送信先の国によって料金が違います。
100円でFAXできる国は、アメリカ合衆国およびその海外領(サイパン、グアムなど)と、カナダ、ジャマイカなどアメリカ大陸の一部の国に限られます。
その他の中南米の国々、そしてアジア、ヨーロッパ、アフリカのすべての国への送信は、1枚あたり150円の料金がかかります。
コンビニファックスの使い方
コンビニFAXの送信方法を、ローソンを例に御紹介します。
FAXを選択
複合機の初期画面でFAXを選択します。
送信を選択
送信の場合は、左側の送信を選択します。
なお、セブンイレブン以外のコンビニでは、右側ボタンのクロネコFAXのシステムを使って、FAXの受け取りも可能です。受け取りの手順は今回は省略します。
以下、送信方法の説明を続けます。
国内を選択
コンビニから海外にFAXを送信することもできます。国内の場合は、左側の国内を選択します。
相手のファックス番号を入力
相手のファックス番号を、市外局番から入力します。都内の場合でも03から入力してください。
原稿をガラスに置きます
コピーをとるときと同じ要領で、原稿をセットします。
複数ページあるときは、順に読み込ませていきます。
送信
送信ボタンを押して送信します。
送信レポートと領収書を印刷
送信レポートと領収書を印刷します。送信レポートには、送信したFAXのサムネイルが印刷されますので、後日の証拠にもなります。
以上は、ローソンでの手順です。ファミリーマートとサークルKは、ローソンと同じ装置を使っているので、これと同じです。
ミニストップとセブンイレブンは、これとは少し表示が違ったり、確認手順の増減が若干ありますが、しょせんはFAXですので、ほぼ同じとおもって間違いないです。
コンビニファックスは結構便利ですので、特性を理解した上で、上手に利用してみてください。