サイト構築をするとき、iPadだったらどう表示されるか、確認したいことありますよね。しかし、量販店の店頭で試用するのも気が引けます。
そういうときは、千代田区立の日比谷図書館に行くと、館内で使用するためのiPadを無料で貸してくれます。
日比谷図書館でiPadをレンタル
日比谷公園にある千代田区立日比谷図書文化館は、もとの都立日比谷図書館。図書文化館というわかりにくい名称ですが、ようは普通の図書館です。
iPadを借りるには図書館の利用登録が必要ですが、千代田区民でなくても、身分証明書を持参すれば誰でも登録できます。登録に必要な時間は5分程度。カードをもらったら、貸出カウンターに行って、
「iPadをお借りしたいんですが」
と言えばすぐに貸してくれます。
制限時間は2時間です。2時間以内に返却すればよく、それまでは館内のどこに持って行って使っても構いません。
館内は全館がWifiでカバーされています。
このWifiは速度が遅く、Yahooのトップページを表示させる程度でも、かなりもたつきます。
また、フィルターが設定されているので、2chやオークションサイトなどにはアクセスできません。
自分のブログがiPadでどう表示されるかを見るだけなら、この2時間のレンタルで十分でした。
iPadをレンタルできる完全個室のネットカフェ
ネットカフェでも、iPadの貸し出しサービスをやっているところがあります。池袋、新宿、上野、大宮、赤羽、赤坂、松戸などに店舗がある中規模チェーン店「カスタマカフェ」では、店内で使用するためのiPadを貸してもらえます。iPad Air2も置いてあるので、現在iPadを持っている方が新しい機種を体験するためにも利用できます。
利用には会員登録が必要ですが、登録は無料です。利用料金は普通のネットカフェ並みで、特に高くも安くもありません。
この店の一番の売りは、個室が完全個室であること。
普通、ネットカフェは、警察の指導があって、扉の一部が透明になっていたり、上下が開いていたりして、そとから個室内を確認できるように設計されています。
ところがこの「カスタマーカフェ」は、文字どうりの完全個室。防音性の高い個室で、内側からロックもできます。
想像するに、もとは個室ビデオ屋だったのではないでしょうか。普通のネットカフェとは違う営業許可を持っているのだと思います。
終電を逃してネットカフェに泊まりたいときにも、ここなら安心して過ごせます。
iPadをレンタルするのに別途費用は不要です。フロントで「iPadをお借りしたいんですが」と言えば、利用時間の範囲内で自由に使わせてもらえます。
池袋店は個室内もwifiが入っています。他店舗については、Wifiが使える場所に制限があるか事前にご確認ください。