Sourcetreeで、他リポジトリからチェリーピックする

別のリポジトリからチェリーピックする

わたしはGUIのSourcetreeでGitを使っています。

レポジトリ内のブランチ間のチェリーピックは右クリックメニューで簡単にできますが、ほかのリポジトリ（PC内の他のローカルフォルダにあるGitリポジトリ）でおこなった修正を取り込んでチェリーピックするにはひと手間必要です。

その方法について、コマンドを使ったCLIでの操作方法はいろいろと紹介されていますが、GUIのSourcetreeを使った方法はネット上に解説がないようなので、覚書としてここに書いておきます。

作業の流れは、以下のとおりです。

設定例：

チェリーピックしたいコミットのあるローカルレポジトリBを、Sourcetreeに「リモート」として登録します。

右上の歯車マークの「設定」＞「リモート」画面の「追加」

リポジトリBがあるフォルダの絶対パスを記載して「OK」。残りの設定はデフォルトのままでかまいません。

＊なお、「リポジトリBがあるフォルダ」とは、隠しフォルダ「.git」の直上のフォルダです。

Sourcetreeの左側のサイドバーの「リモート」セクションに、追加したリモート名が表示されているはずです。

そのリモート名を右クリックし、「フェッチ」を選択。

これにより、元のリポジトリBのコミット履歴が、現在のリポジトリAのSourcetreeのHistoryビューに取り込まれます。

Sourcetreeの履歴（「History」タブ）に、リモートブランチが追加されているはずです。

そのリモートブランチのチェリーピックしたいコミットを右クリックし、チェリーピックを選択→OK。

以上で完了です。

チェリーピックが完了し、もうローカルリポジトリBを参照する必要がない場合は、リモート設定を削除できます。

以上です。