TEKNOSデスクファンTI‑2002|おすすめ

TEKNOSデスクファンTI‑2001からTI‑2002へ

9年間お疲れさま

2016年に迎え入れて以来、テクノスのデスクファンTI‑2001は我が家の夏を支え続けてくれました。コンパクトながらシロッコファンの十分な風量で酷暑をやわらげ、設計上の標準使用期間をとっくに過ぎていたにも関わらず、故障知らずで動いてくれて、本当に助かりました。

買い替えの理由

問題なく動作してはいるのですが、さすがに9年の使用で劣化の不安が募っていました。すでにメーカーが想定する標準使用期間を5年も過ぎています。

最近、購入元のAmazonから、電動ファンを長期使用すると危険である旨の警告メールが来るようになりましいた。ユーザーの購入履歴をもとに、過去に電動ファンや扇風機を購入した人に送っているようです。
老朽化した扇風機の発火事故がちょくちょく発生しているからだと思います。

安全性と電気周りのリスクに配慮して“買い替え”を決断。とはいえこの機種に一切不満がなかったので、同じ製品の後継モデルの購入を決めました。

TI‑2001の後継機種はTI‑2002です。

TI‑2002、開封

届いた新しいTI‑2002は、見た目はTI‑2001と瓜二つ。

若干の形状変更はありますが、基本的には旧モデルを踏襲したデザインです。

目立つ変更点は背面の4本のネジです。旧モデルは、ネジを外せばカバーを外せる構造でした。新モデルには露出したネジはありません。素人が分解すると危険だという判断でしょうか。このため、新モデルのほうが内部のホコリの掃除はしにくそうです。

試運転してみると、風質に大きな違いは感じられませんでした。

運転音も旧モデルと同様に静音と言っていいレベルだと思います。

TI‑2001→TI‑2002 変更点

✅ 設計上の使用期間が1年延長

TI‑2001では4年だった標準使用期間が、TI‑2002では5年に伸びています。これは耐久性・安全性向上の改良の現れでしょうか。

🔌 消費電力が微増

新旧モデルの公称の消費電力は以下のとおりです。

TI-2001 TI-2002
50Hz地域 24 W 26 W
60Hz地域 20 W 21 W
若干の消費電力増加(1~2W)があります。これは部品の強化や静音性向上を意識した内部構造の見直しによるものかもしれません。
1ヶ月の電気代を計算すると、以下のとおり少し増えています。ただ、1ヶ月10円程度のわずかな違いなので、気にする必要はなさそうです。
【1日8時間運転、1ヶ月30日で計算】

50Hzの地域(1日8時間1ヶ月)

モデル 消費電力 消費電力
1ヶ月
電気代
1ヶ月
TI-2001 24W 5.76kWh 179円
TI-2002 26W 6.24kWh 193円

60Hzの地域(1日8時間1ヶ月)

モデル 消費電力 消費電力
1ヶ月
電気代
1ヶ月
TI-2001 20W 4.80kWh 149円
TI-2002 21W 5.04kWh 156円

*全国家庭電気製品公正取引協議会が目安として示している「電気料金の目安単価」である 31円/kWh(税込) を使用して計算

消費電力の実測値

SANWAのワットモニターを使って消費電力を実測してみました(当地の電気の周波数は50Hzです)。

「強」のとき 29W

「弱」のとき 21.2W

公称値の26Wは、強の29Wと弱の21Wの中間くらいの数字です。平均値を表示している、ということでしょうか。

わたしは普段は弱しかつかわないので(それでも十分な風量です)、1日8時間、1ヶ月の電気代は160円くらいになる計算です。

⚙️ コンパクト&シンプル設計は継承

TI‑2002のサイズは約幅188 × 奥行156 × 高さ164 mm、デスクの狭いスペースでも場所を取らないコンパクトさはそのまま受け継いでいます。

風量は2段階切替、上下角度調節機能付き。これも前機種とかわりません。

前機種はAmazonのユーザーレビュー等でも極めて評判がよかったので、基本的な使用感は変更していないのでしょう。

💴価格も承継

Amazonの購入履歴を見ると、わたしは2016年にTI-2001を2,820円で購入していました。9年後の今日現在のTI-2002の価格はなんとこれより安くなっています。

まとめ

TI‑2002は、TI‑2001の良さを受け継ぎつつ「設計寿命の延長」といった地味ながら着実な進化が感じられる一台。小さくても頼れる風力とシンプル操作、吹き出し口は角度調整付きで、使いやすさは◎。

耐用年数を迎える5年後には、たぶんまた同じ機種に買い替えると思います。

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