100円均一のダイソーやキャンドゥ、セリアなどでは、腕時計も売っています。どの程度のものか、試しにダイソーのデジタル腕時計を買ってみました。
100均のデジタル腕時計
大手の100円ショップは、どのチェーンも腕時計を扱っています。キャンドゥにはアナログ腕時計もあります。ダイソーの扱いはデジタルのみです。
セリアやキャンドゥの腕時計はいかにもオモチャっぽいデザインで、大人が外出時に使うには抵抗がありますが、ダイソーのデジタル腕時計はシンプルでオーソドックスな外観です。遠目にはCasioのスタンダードシリーズ(いわゆるチープカシオ)と見分けがつきません。
外観
ダイソーの腕時計「Blue planet」は、税込み一本108円。無難な色を2本、買いました。他にブルー、レッド、イエローなどがあります。
わたしが気に入ったのは「白」。純白で、夏の半袖の腕によく似合います。付けていることを忘れそうなほど軽いのも、夏向きです。
時計のフェイスデザインはこんな感じ。小さめのフェイスなので、メンズでもレディスでも使えると思います。普段表示されているのは時刻のみで、すっきりした外観です。
数字の大きさはカシオのG-Shockより一回り大きく、文字のセグメントが太いので、視認性良好です。
ベルトは波状に加工されていて、肌から少し浮くので、夏でも蒸れにくいです。
ベルトの素材は塩化ビニルです。G-Shockのウレタン樹脂のベルトは熱がこもりますが、塩化ビニルはひんやりした触感なので、夏はこちらの方が付け心地が良いです。
意外に柔らかいので、腕に馴染みます。
ベルトの長さは、留め金から一番端の穴まで約20cm、一番近い穴まで約14cmです。幅広い腕周りに対応し、女性でも男性でも使えると思います。
留め金は薄っぺらい金属製です。100円だからしょうがないですね。
非防水ですが・・・
製品パッケージには「非防水」と明記してあります。
それでも多少は水に耐えるのではと思い、100円ゆえの気楽さで、水没させて実験しました。
コップの水に浸して1分間放置。
水は侵入しませんでした。手洗いや多少の雨がかかる程度なら、大丈夫かも知れません。
内部
裏蓋はステンレス製です。4本のビスで止まっています。
小さなプラスドライバー1本で外せます。コップの水は一滴も入り込んでいませんでした。
緑色に見えるのが基盤です。電池はボタン電池(LR41)です。この電池は百均ショップで2個100円で売っているので、自分で電池交換できます。
操作性
この時計が表示できるのは、時間と日付のみです。
普段は時間を表示しています。表示は12時間制で、24時間表示はできません。
本体左にボタンが2つあります。上のボタンは表示の変更。下のボタンは時刻合わせに使います。
上のボタンを一回押すと、日にちの表示に変わります。
もう一回押すと、秒を表示します。
表示できるのはこれだけです。
バックライトやアラーム、ストップウォッチ、タイマー、時報、曜日表示などの機能はありません。
時間の正確性
時刻は秒まで合わせることができます。
PCの時計に合わせたあと放置したら、10日間で1秒弱の遅れがでました。月差にすると3秒。常時このレベルが維持できるかは不明ですし、個体差もあるでしょうが、まずまずの正確さと言えます。
通販
ダイソーの腕時計「ブループラネット」シリーズは、Amazonでも販売しています。送料込みです。
このブルーのバージョンは、昨年、三代目JSBのツアー名「ブループラネット」と偶然かぶったことで人気がでて、一時は入手困難でした。今はブームも落ち着いて、普通に購入できます。
その他に、グリーン、レッド、イエローなどのカラーバリエーションがあります。