スマートフォンが充電できない-スマホのmicro USBを修理する(修理代金を節約)

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Androidスマートフォンのバッテリー(リチウムイオン・バッテリー)が、充電できなくなりました。すでにメーカー保証期間は切れていて、修理は有料になります。スマホの故障は、修理代金が高いんですよね。諦めて買い替えようかとも思ったのですが、自分で修理できました。その経緯を記事にします。

スマホが充電できない原因

スマートフォンのジャックにマイクロUSBの充電ケーブルを挿しましたが、数時間待っても、電池残量が増えません。充電できない原因はどこにあるのでしょうか。

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充電できない原因を探す

充電できない原因は、いろいろと考えられます。わたしは、以下の項目を順にチェックしました。

充電器やUSBケーブルの故障

充電器とUSBケーブルを使って、ほかのスマートフォンを充電してみたところ、問題なく充電できました。ということは、この充電器とUSBケーブルは正常です。充電できない原因は、スマートフォン本体にあるはずです。

スマートフォンを再起動

これは、すべてのスマホのトラブルで、とりあえずやってみるべき対処法です。しかし、わたしのスマホは再起動後も充電できませんでした。

バッテリーの接触不良

スマートホンの裏ブタを開け、バッテリーを本体からはずして、メガネ用のクリーナー(アルコール入り)で電極を拭いて、再取り付けしました。それでも充電できませんでした。充電できない原因はここではないようです。

マイクロUSBケーブルで、データ通信を試してみる

USBケーブルでパソコンにつないでみましたが、データ通信もできないことがわかりました。パソコンがスマホを認識しません。ということは、不具合はバッテリ関係の部品ではなく、USB関係の全般的な故障のようです。

スマートフォンを初期化

スマートホンを初期化してみました。初期化により工業出荷状態にリセットされるので、設定はすべて初期設定にもどります。しかし、これをやってみても、充電できるようにはなりませんでした。

バッテリー単体で充電してみる

バッテリーが劣化している可能性もあるので、スマホの裏ぶたを開けてバッテリーを取り出し、マルチ充電器で充電してみました。

この種のマルチ充電器は、通販で簡単に買えます。汎用なので、いろいろなスマホの電池を充電できます。値段は数百円からあります。

バッテリー充電器を使ったら、ちゃんと充電できました。3時間程度でフル充電。まったく問題なく使えます。バッテリーそのものは劣化しておらず、まだまだ使えるようです。

結論 – 原因はmicro USBジャックの接触不良

以上を踏まえて、原因はマイクロUSBジャックの接触不良ではないかと見当を付けました。

単なる接触不良であれば自分で対処可能です。いろいろ工夫した結果、無事に充電できるようになりました。

わたしがやったことを以下に実行順に書きますので、「わたしのスマホも充電できない!」という方は、試してみてください。

修理してみる

修理完了までの手順

接触不良の原因がわからなかったので、いろいろ試してみました。

マイクロUSBのジャックをエアダスターで掃除する

金属の接点にホコリがついて接触不良になることはよくあります。スマホのマイクロUSBジャックの内部をエアダスターでブローして、ホコリを飛ばしてみました。

エアダスターというのは、空気のスプレー缶です。殺虫剤や整髪料ではなく、ただの空気だけが吹き出るスプレーです。これでホコリを飛ばします。エアダスターが家にない方は、ストローで強く吹くか、歯ブラシで優しく掃除してみるとよいと思います。

しかし、わたしのスマホは、この方法では回復しませんでした。

接点復活剤を使ってみる

マイクロUSBの端子が汚れて接触不良を起こしている可能性も考えられます。その場合は、接点の金属部分を拭いて綺麗にすることで、電気が通りやすくなります。

接点の電導性を復活させるための専用の薬剤(接点復活剤 KURE コンタクトスプレーなど)が市販されているので、それを使えば最も効果的に接点の洗浄ができます。

プロも使う薬剤ですが、値段はさほど高くありません。

接点復活剤が入手できない場合は、マニキュアの除光液(リムーバー)や、文房具のシール剥がし液でもある程度は代用できます。

除光液(リムーバー)やシール剥離液の主成分であるアセトンには、油性の汚れを取り除く効果があります。キッチンペーパーに少しつけて接点を拭いてみるとよいと思います。

なお、わたしのスマホは、この方法では充電できるようになりませんでした。

USBジャックの接点を曲げてみる

接触不良を起こしているマイクロUSBの穴は、下図のような構造になっています。マイクロUSBの形状は工業規格で決まっているので、XperiaでもGalaxyでもarrowsでも、ZenfoneやHuaweiなどのSIMフリースマホでも、全部同じ構造です。キャリアも問いません。ドコモでも、ソフトバンクでも、auでも、マイクロUSBの規格は同じです。

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マイクロUSBジャックは5角形をしていて、穴の真ん中に小さなプレートが立っています。プレートの片面に電極が5つ付いています。5つある電極のうち、両端の2つが電源供給用の端子です。内側の3つはデータ通信用です。

USBケーブルを何度も抜き挿ししているうちに、このプレートが歪んで正しい位置からずれると、ケーブル側の電極と密着しなくなり、電気が通らなくなります。そうなると、充電もデータ通信もできません。

正しい位置に調整するために、少し曲げてみました。

幅2㎜の極細のマイナスドライバー(精密ドライバー)を差し込み、てこの原理で「くいくい」と少しづつ軽い力で曲げてみました。下図を参照してください。マイクロUSBのメス側の断面図です。

上の写真とは上下が逆になっているので注意してください。

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精密ドライバーがなければ、楊枝等で代用できると思います。曲げすぎないように、やさしく、何度かに分けて少しづつ試してください。

曲げる方向を間違えると逆効果なので、念のために再度図示しておきます。マイクロUSBのジャックは正面から見ると台形をしています。台形の短辺の方向に曲げてください。

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写真で示すとこうなります。

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必ずうまくいくとは限りません。自己責任でどうぞ。無事に充電できるようになることをお祈りいたします。

接触不良が原因でスマートフォンがUSB機器を認識しないときや、データ通信やデータのコピーができないときにも、同じ方法で修理できる可能性があります。

マイクロUSB基板ごと交換する(一部機種のみ)

根本的解決のためには、劣化したマイクロUSBのコネクタ(メス側)を交換する必要があります。しかし、これは簡単ではありません。

充電用のマイクロUSBは、頻繁に抜き差しされるので、傷みやすい部品です。ときには、差し込んだままどこかにぶつけてしまうこともありますね。その場合は、テコの原理で、ものすごい力がマイクロUSBコネクタにかかります。やわな造りでは一発でコネクタが基板から外れてしまいます。

これを防止するため、マイクロUSBコネクタは、非常に頑丈に基盤に固定されています。したがって、素人が自分でマイクロUSBコネクタを交換することは困難です。

ただし、一部の機種は、例外的に自分で修理できます。たとえばNexus7です。Nexus7の2012年モデルは、本体基盤とマイクロUSBコネクタの基盤が独立しているので、マイクロUSBコネクタを基盤ごと交換すれば、それで修理が完了します。そのためのキットも市販されています。

しかし、一般的なスマホでは、本体の基盤にマイクロUSBコネクタが直付けされているため、自分で交換することは困難です。

メーカーに修理を依頼すると、数千円から2万円くらいの修理費を請求されるようです。保証期間を過ぎている場合は、買い替えか、もしくは、上で紹介した汎用の充電器を使ってバッテリーを直接充電しつつ使用する、という方法を検討したほうがよいと思います。

修理費用の概略(iPhone)

iPhoneに関しては、アップルストアに修理依頼すると高いですが、街の修理屋なら半額程度ですむ場合もあります。

充電不良のiPhoneは、ドッグコネクタの部品交換が必要なので、それなりの金額になります。目安としてはiPhone6で7000円程度、iPhone6sで8000円程度、iPhone7で1万円程度が相場のようです。

Web上で修理代金の見積もりが取れる業者もあります。

iPhone修理専門店 iphone-d.jp

リンク先の業者は、郵送(ゆうぱっく)で修理依頼でき、修理期間中の代替機の貸し出しもおこなっているようなので、とりあえず修理金額の見積をとってみるのも一案です。

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