ドメイン移転の失敗によるGoogle検索順位の低下とリカバリー

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ブログのドメインを移転しようとして失敗しました。移転の手順でケアレスミスをして、アクセス数が激減したのです。その後、もとのドメインに戻して約1か月。ようやく以前のアクセス数が戻ってきました。その失敗と復活の顛末を、誰かの参考になるかと思い、書き留めておきます。

ドメイン移転の失敗

わたしが運営している、あるサイトのアクセス数の推移です(この「ゆゆぶろぐ」ではないです)。

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10月19日にガクッとアクセス数が落ちています。11月5日に復活。その後、徐々にアクセスが増えて、12月に入ったところで以前のアクセス数を取り戻しました。

アクセス数がこのように上下した理由は、以下のとおりです。

わたしは、あるサイトのドメイン(○○○.com)を、新しくとったドメイン(△△△.com)に変更しようとしていました。そのために以下の手順を実行しました。

  1. レンタルサーバーに新しいフォルダをつくって新ドメインを設定。
  2. そのフォルダに既存サイトをコピーしました。これにより同じ内容のサイトが2つ併存することになるので、Googleから重複コンテンツによるペナルティを受けないよう、新ドメインのサイトにはnoindexを設定していました。
  3. htaccessを使って旧ドメインから新ドメインへの301リダイレクト(恒久的移転)をかけました。

301リダイレクトをかけると、Google先生はサイトが恒久的に移転したと解釈して、旧サイトをインデックスからはずし、新サイトをインデックスしてくれます。その際、旧サイトに対するGoogleの評価は新サイトに引き継がれるので、検索結果での表示順位も、おおむねそのまま確保できます。そのはずです。

しかし、わたしの場合は、そうなりませんでした。アクセス解析のグラフのとおり、アクセス数は急激に減少します。どこかがおかしい。Googleの検索結果からサイトが消滅しています。

あ、しまった。新サイトのnoindexを解除するのを忘れていた!!

あまりにも初歩的な、そして致命的なケアレスミスです。

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◆ noindexとは

HTMLのヘッダにnoindexの表記をしておくと、検索エンジンに対して「このページは検索結果に表示しないでください」と意思表示することになります。製作中や準備中のページにこの表記を使います。

新サイトへの301リダイレクト(転送)をかける前にnoindexをはずしておかないと、Googleの検索結果からサイトが消えてしまうわけです。

復活までの手順

激減したアクセス数を取り戻すために、まず、新サイトのヘッダからnoindexの表記を削除しました。

すると、2日ほどで、新しいサイトがGoogleの検索結果に出現しました。やれやれ間に合った、と思ったのもつかの間、その順位がどんどん下がっていきます。下のグラフでいうと、noindexを解除したのち、22日にいったんアクセスが伸びたあと、30日ころにかけて徐々に減っていくのがわかると思います。

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最初に301リダイレクトをかけた時点で、不注意でGoogleへの登録を拒否していたので、旧サイトの評価がきちんと引き継がれていないようです。10分の1に減ったアクセス数をみて、途方にくれました。

このまま新ドメインで運営を続けていけば、いずれはGoogle先生もわかってくれて、検索表示順位をあげてくれるかも知れません。でも、それはいつのことだろう?

結局わたしが選んだ方法は、旧ドメインへの復帰でした。新サイト(新ドメイン)から旧サイト(旧ドメイン)に向けて、htaccessを使った301リダイレクト(転送)を設定しました。

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すると、Google先生は、2、3日のうちに素早く反応してくれました。旧サイトが検索結果に復活したのです。表示順位は、以前より少し下がったものの、わりと上位に表示されています。

Google先生は、ちゃんと旧サイトのことを覚えてくれていたようです。noindexで検索結果から消滅してから約3週間。検索結果から消えた状態で3週間が経過していましたが、Google先生は、旧サイトに対する評価を保持してくれていたようです。

ただし、以前よりは少し順位が低くなり、また、この時点では復活していないページもありました。

その後、徐々にアクセスが戻ってきて、12月に入って、かつての水準まで復活しました。

この経験からわかったこと

勇気を出して元のドメインに戻したのは正解でした。

301リダイレクトやnoindexによって検索結果からサイトが削除された後も、Google先生は少なくとも3週間程度は旧サイトに対する評価を保持してくれている、ということがわかりました。

みなさまも、何らかの理由でサイト移転時の検索順位維持に失敗したら、とりあえず元のドメインに戻せばリカバリーできるかも知れません。

わたしのケースが一般化できるかはわかりませんが、誰かのご参考になるかと思い、記事として書き留めた次第です。