シャッター音を消せるスマートフォン(技適あり)

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スマートフォンのシャッター音を消して無音化する方法を紹介します。用意するものはDual SIMのAndroidスマートフォンと海外のSIMカード。ルートを取得しないでシャッター音を消す裏技的方法です。

携帯電話のシャッター音が消せないのは日本だけ

携帯電話のカメラのシャッター音が消せないのは日本独自の仕様です。海外の携帯電話は、サイレントモードにすれば、シャッター音は鳴りません。

海外モデルを日本語化して輸入しているAndroidスマートフォン(Nexusシリーズや一部のSIMフリースマホ)は、本来はサイレントモードにすればシャッター音を消せるのですが、日本国内の通信キャリア(Docomoなど)で使用している場合は無音化できません。

この国内仕様・海外仕様の区別は、メーカー出荷時に国内仕様に変更しているのではなく、スロットに挿入されたSIMカードを判別することによって、その都度ソフトウエア的におこなっているようです。

以下、検証します。

使用した機種・機材は、

  • スマートフォン Freetel Priori2 3G
  • SIMカード Docomo Foma
  • SIMカード 中国移動(チャイナモバイル)
  • Micro SIMカード 中国聯通(チャイナユニコム)

Priori2は、いわゆる格安SIMフリースマートフォンです(販売価格1万円前後)。中国の製品を日本向きにアレンジした機種なので、ベースは海外仕様ですが、ちゃんと技適マークがついています。

SIMは、3枚用意しました。
国内SIMはDocomoのFoma。
海外SIMは中国の二大キャリアである中国移動(チャイナモバイル)と中国聯通(チャイナユニコム)のSIMです。

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SIMカードが入っていない状態では、ボリュームゼロでシャッター音が消えました

SIMカードを入れないでPriori2を起動し、サイレントモードに設定したところ、カメラのシャッター音は消えました。SIMカードなしの状態だと海外仕様のまま動作するようです。

なお、SIMカードが入っていなくてもキャリア通信以外の機能は使えるので、このままでもカメラや動画の撮影、メディアの再生、Wifi経由のインターネット利用などは普通にできます。

DocomoのSIMを入れたら、シャッター音を消せなくなりました

いったん電源を落とし、DocomoのSIMカード(写真左端)を挿入して再起動しました。すると、サイレントモードにしてもシャッター音は消えず、静音化できなくなりました。

日本の通信キャリアのSIMカードを認識するとシャッター音のボリュームを固定する仕組みになっているようです。

海外SIMを入れた状態ならシャッター音を消せます

DocomoのSIMを抜きとり、中国移動(チャイナモバイル)のSIMカード(写真中央)に差し替えて再起動したところ、前述のSIMカードなしで起動したときと同様、サイレントモードではシャッター音が消えました。

シャッターの音量が固定されるのは日本の通信キャリアのSIMカードを入れたときだけのようです。

中国聯通(チャイナユニコム)のMicro SIM(写真右端)に差し替えても同じ結果でした。

Nexusでも類似の報告がありました

他機種(Nexus)でも同様の現象があるようです。

日本版のNexus5に海外SIMを差したらシャッター音が消えたという報告はこちらの記事と、こちらの記事
前者は米国のVerizonのSIMカード、後者はマレーシアのTuneTalkのSIMカードを使用しています。

逆に、もともとシャッター音を消せていた海外版のNexus4に日本のSIMを差したらシャッター音が消せなくなったという報告はこちらの記事です。使用したSIMはイオンのデータSIM(回線はDocomo)です。

日本のキャリアのSIMを識別することで、国内モードと海外モードを切り替えているようです。

Dual SIM機の消音の裏技

Docomoと海外SIMのDual SIMでシャッター音を消す方法

Priori2にはSIMカードスロットが2つあり、標準サイズのSIMとマイクロSIMを各1枚づつセットできます。

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上の写真のとおり、両方のスロットにDocomoのSIMと中国聯通のMicro SIMを差してDual SIMにしました。
この状態で起動すると、システムがDocomoのSIMを認識するので、シャッター音は消せなくなります。

ここで裏技を使ってみます。

Android設定メニューの「SIM管理」を開き、中国聯通のSIMを一回だけオン/オフ操作してあげると、あら不思議、シャッター音が消えました。
オン/オフ操作をすることでシステムが海外SIMを改めて認識し、海外モードに切り替わるようです。

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いったん海外モードに切り替わったあとは、海外SIMをオフ(無効)にしても無音状態が継続します。オンにしてあるとセルスタンバイでバッテリーを消費するので、常時オフにしておいたほうがよいと思います。

通常の電話やデータ通信はDocomoのSIMでおこないます。

この方法ならば、ルートを取得しなくても、シャッター音を完全に消すことができます。

海外SIMはAmazonでも入手可能

ウェブ画面のスクリーンショットを撮るときにまで「バシャッ」と場違いな音を出すのは勘弁してほしいものです。

Priori2などのDual SIM機を用意して、片方のスロットには自分が利用しているDocomoやSoftbankのSIMをさし、もう片方には海外の適当なプリペイドSIMを突っ込んでおけば、いつでも静かにスマホを使用できます(プリペイドSIMは通信に使わなければチャージする必要はありません)。

海外のプリペイド式SIMカードは非常に安価です。たとえば上記の検証で使用した中国聯通や中国移動のSIMは現地価格で50人民元(≒1000円)程度です。
プリペイド式のSIMは数か月チャージしないと失効して使えなくなりますが、電話番号が失効しても、無音化のツールとしてのみ使用する分には問題ありません。

海外版のプリペイドSIMは現地に行く機会がなくてもAmazonで各種取り扱いがあるので、安いものを探して利用すればよいと思います。

Amazon ≫中国のSIMカードの例

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